中学の国語の授業3年間を中勘助の小説「銀の匙(さじ)」を、読み込む超有名な授業内容で知られた
橋本 武先生(101歳)がお亡くなりになられました。
いつだったか、TV番組ではじめて橋本先生を知りました。
生涯、心の糧になるような教材をとの信念をお持ちで、
教科書を一切使わず、手作りのプリントを授業でもちいたり、
国語の授業中に凧作りをしたり・・・・とても個性的な授業内容のTV番組でした。
結果、生徒の国語力を大きく伸ばし、
灘校を東大合格者数日本一に導くという偉業を達成されました。
わからない事は調べまくる!
わからない語句を調べたり、章ごとのタイトルをつけたりしていきます。
生徒が自分で考え、調べ、話し合う。
駄菓子屋の話が出てくれば、実際に駄菓子を配って教室で食べ、凧揚げの場面では実際に凧を作って揚げてみるという。
遊ぶと言う事と、学ぶという事は同じ事だと言う事を
実際に体験・体感できるその授業はとても素晴らしいと感じます。
自分の子供に受けさせたい授業です。
授業が大好き!そう感じながら学校に通えるのは凄い!
学校の授業で、このような内容の実施は難しい事だと思いますが、
子供に受けさせてみたいなあと思いました。
本来つけたい、財産になる力を養えることでしょう。
橋本先生のご冥福をお祈りします。
わたしも「銀の匙(さじ)」読んでみたいなあと・・・
こちらは、その橋本先生の注釈が備わった本なので、理解の助けになるかと思い
興味をもった銀の匙 (小学館文庫)